第9回「それにもきっと意味がある」

2020.11.28

お久しぶりです、miuです。
すっかりと寒くなってきたこの頃。
見上げると空は高く、夜になると澄んだ空気に星が綺麗に見える頃。
そして温かい飲み物が美味しいと感じる頃ですね。
毛布に包まり、またこの季節が巡ってきたなあ…と思いつつ、最近は
美味しいお茶と温かいブランケットを探し求めているところです。

 

さて、『映えない話』今回紹介するものはこちら。

木箱。木箱です。

 

一見なんの変哲もない木箱。
蓋についたラベルと、しっかりとしたつくりのお洒落な把手。
中の様子を見てみようと箱を開けてみようとすると…

おや…??

箱はなぜか写真のような開き方をして、蓋と箱本体はまっすぐ一直線に
なります。不思議だ…
そして側面の方を見てみると不思議と開けられた穴がいくつか。
以前の持ち主様が手を加えられたのか塞がれている穴もありますが、
中には箱の内部にまで貫通をしているものも見られます。
なんだかやっぱり普通の箱とは様子が違うぞ…?
気になることがあるなら調べてみよう!といつものように探偵気取り
で足跡を追います。

 

そうして調べていくうちに興味深い一説を発見しました。
それはこの箱に“お医者様が医療機器一式を入れて持ち歩いていた”
というもの。
この謎の穴の正体は“医療道具のうちの1つであったチューブを通す
ため”というものです。
なるほど。
側面に開いたこの不思議な穴にも意味があった。というわけですね…
箱がこのように開いたことにも何か意味があったのかな…?
そう思いながら机の上の木箱を見てみます。

当時、お医者様に携えられ診察の場で活躍をしていたもの。
中の機材や医療道具一式は綺麗さっぱりとなくなってしまったけれど
今では生活の中に溶け込み、私たちのことをそっと見守ってくれて
いるような…そんな気もしてしまいます。

 

なんの変哲もない箱だったけれど、よく観察をして追ってみたところ
面白い一面を見つけることができました。
何も切り口が掴めず情報も見つからずで迷宮入りになってしまう事も
多々ありますが、こういった発見があるとその”もの”を知ることが
できたようで、なんだか少しだけ距離が縮まったような気がして
嬉しく感じるものです。
やはり人の生活に寄り添っていた“もの”は面白い。
興味深いことばかりですね。

手元にあるものでもまた何か意外な一面を見つけることができたら
いいな、またこのコーナーでも紹介ができたらいいな。
なんて思っています。

 

ということで今回はここまで。
「映えない話」お付き合いいただきありがとうございました。

 

miu
「木箱」

 

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